杉玉

西飯田酒造店の歩み

創業は江戸末期。当時より、北アルプスに源を発する犀川のほとり、善光寺平に位置し、地元、篠ノ井小松原の浅井戸から汲み上げる硬水の地下水と、契約栽培・自家栽培の酒米を用いて、地域を中心に広く愛される酒を目指して取り組んでまいりました。
七代目・大太郎の時代に太平洋戦争へ突入。国の「酒造業の企業整備」により蔵の転廃を余儀なくされた際には果実酒の酒造免許を取得し、ブランデーを軍に収めていたこともありました。終戦から約10年の1956年1月、苦難の末に清酒の酒造免許の復活が叶い、現在に至ります。
1970年代からはりんごのワインも手がけるようになりました。長野県内でも上質なりんごの産地として知られる地区に建つ当蔵にとって、象徴的な酒のひとつです。同時期からリースリング、ナイアガラなどのぶどう栽培もはじまり、ワイン醸造は本格化していきました。

信濃光

信濃光

光輝くような信濃の美酒にとの願いを込め名付けられた銘酒。

信濃光

積善

全量花酵母の純米酒。「善行を積む」という意味を込めた積善。

花酵母について
花酵母について

世界一の
花酵母の担い手に

杜氏

杜氏

飯田一基

西飯田酒造店9代目

  • 平成17酒造年度(平成18年5月)
     全国新酒鑑評会 金賞
  • 平成22酒造年度(平成23年5月)
     全国新酒鑑評会 入賞
  • 平成23酒造年度(平成24年5月)
     全国新酒鑑評会 入賞
  • 平成26酒造年度(平成27年5月)
     全国新酒鑑評会 金賞
  • 平成27酒造年度(平成28年5月)
     全国新酒鑑評会 金賞
酒造り

花酵母を通じて
目指す酒造り

「なでしこ」からはじまり、現在は「桜」や「りんご」など多様な花酵母の酒に取り組みます。酒質に合った花酵母を選ぶことはもちろん、夏は「ひまわり」、母の日は「カーネーション」など、季節や記念日にも寄り添います。その先に願うのは、花酵母の酒が織りなす豊かな食卓や宴席の時間。そんな時間が育まれることは、キレが良く飲み飽きしない食中酒を目指す当蔵にとって、なによりの喜びです。

花酵母の酒への挑戦の背景には、嗜好が多様化する現代においてお客様に酒を選ぶ楽しみをご提案したいという思いもあります。貴醸酒タイプや山廃仕込みに挑戦するのも、同様です。そうして食と、暮らしと、みなさまとともに生きる酒蔵でありたいという思いを胸に、良酒を醸すべく、とどまることなく挑戦を続けてまいります。

外観

会社概要

商号
株式会社西飯田酒造店
会長
飯田 基
社長
飯田一基
所在地
〒381-2235
長野県長野市篠ノ井小松原1726番地TEL:026-292-2047
FAX:026-292-8168
資本金
1,000万円
従業員数
4名
設立
江戸末期